2013年から開始された国民の健康増進を目指した政策である健康日本21(第二次)において、①日常生活における歩数の増加、②運動習慣者の割合の増加、③住民が運動しやすいまちづくり・環境整備に取り組む自治体数の増加の3点が、身体活動・運動に関連する目標として設定されています。このような目標が設定された背景として、身体活動・運動が、①生活習慣病予防、②社会生活機能の維持・向上、③生活の質の向上に役立つことが挙げられます。

 では、具体的に何をすればよいでしょうか?そのひとつの回答が「プラス・テン(+10)」です。これは、「今より10分多く体を動かしましょう」という呼びかけで、毎日10分、体を多く動かすことで、動かさないよりも、生活習慣病の発症リスクが下がり、死亡リスクも下がることが、多くの研究によって示されています。

 では、「いつ」+10が実行できるでしょうか?通勤時に歩行時間を増やす、空いた時間に運動する、などが思いつきます。そのような時間がなかったとしても、家の中や仕事中にこまめに動くだけでも歩数を増やすことができます。+10が実行できれば、およそ1,000歩、歩数が増えます。細切れの時間でも良いので、体を動かす回数を増やして、毎日の歩数を確認するようにしましょう。