①運動と健康

運動すれば健康でいられることは良く知られていることですが、具体的にどのくらい運動すればどのくらい健康になるか、ご存知ですか?

短いコラムですので、いきなり答えを言います。いつもより、「3分」多く運動すれば「1%」死亡率が下がります。「10分」多く運動すれば「3%」死亡率が下がります。そのため、厚生労働省は「プラステン(+10)」、いつもより10分多く運動することを推奨しています。大切なのは「いつもより多く」運動することです。「運動」と書きましたが、実はスポーツなどの運動でなくても、「歩く」だけでも良いのです。外でのウォーキングではなく、家の中でてくてく歩くことでも良いのです。

ふだんじっとしている時間を3分でも10分でも良いので、動く時間に変えてください。そして、そのことを習慣化してください。そうすると、長い目で見たときに、元気に健康で過ごすことができる時間が延伸するのです。

じっとしていたら損ですよ。「寒い」とか「面倒」とか言わずに、身体を動かしましょう。