#14 ダイエットのテクニック1
前回は、ダイエットのメカニズムを説明しました。復習すると、エネルギー収支バランスを負に傾けることで、「お腹が減った」と感じます。このとき、満腹中枢からの「ごはんを食べよう」という指令を「無視」することで、からだに蓄えられている体脂肪が分解されるのです。今回はもう少し具体的なダイエットの方法を説明します。
まず、1 kgの体脂肪が何kcalかを知りましょう。答えはおよそ7,000 kcalです。エネルギー収支バランスが整っているところで、夜寝る直前に毎晩、250 kcalくらいのアイスやお菓子を食べてみてください。4週間(28日)続ければ、250 kcal×28=7,000 kcalとなって、ちょうど1 kg体脂肪が増える計算になります。上手に太るためには、夜寝る直前に食べるのがポイント!食べたエネルギーの行き場がなくなるので、しっかり体脂肪をつけることができます。
ダイエットはこの逆です。朝、昼にしっかり食べることで、食べたエネルギーをもれなく消費して、体脂肪がつかないようにします。さらに、1日あたり250 kcalくらい、エネルギーが足りない状態を作ってあげることで、足りない分のエネルギーが体脂肪の分解によって賄われます。
これがうまくできているかどうかを確認するために、毎日、決まった時間に体重計に乗って、アプリに記録してください。うまくいっていれば、1週間で0.25 kgずつ、体重が減るはずですよ!
まず、1 kgの体脂肪が何kcalかを知りましょう。答えはおよそ7,000 kcalです。エネルギー収支バランスが整っているところで、夜寝る直前に毎晩、250 kcalくらいのアイスやお菓子を食べてみてください。4週間(28日)続ければ、250 kcal×28=7,000 kcalとなって、ちょうど1 kg体脂肪が増える計算になります。上手に太るためには、夜寝る直前に食べるのがポイント!食べたエネルギーの行き場がなくなるので、しっかり体脂肪をつけることができます。
ダイエットはこの逆です。朝、昼にしっかり食べることで、食べたエネルギーをもれなく消費して、体脂肪がつかないようにします。さらに、1日あたり250 kcalくらい、エネルギーが足りない状態を作ってあげることで、足りない分のエネルギーが体脂肪の分解によって賄われます。
これがうまくできているかどうかを確認するために、毎日、決まった時間に体重計に乗って、アプリに記録してください。うまくいっていれば、1週間で0.25 kgずつ、体重が減るはずですよ!
執筆者
中田由夫(なかたよしお)
筑波大学体育系 教授
- 主な研究テーマ
- 食事と運動を中心とした行動変容が生活習慣病の予防および改善に及ぼす影響を明らかにすることを目指しています。